貧困を救う手立てがあまりに弱い日本の現実 結局、階層間の景色が共有できていない | 国内経済 | 東洋経済オンライン

結局、階層間の景色が共有できていない

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2018/11/03 8:40

圧倒的に議論が足りないことは?(撮影:今井 康一)

「日本には本当の貧困なんてない」と言う人たちもいるが、そんな人にこそ伝えたい現実がある。「あっけなく貧困に落ちる日本人の危うい立場」(11月2日配信)に続いて、『貧困を救えない国 日本』の共著者、阿部彩氏と鈴木大介氏が語り合った。 住宅手当、児童手当が少なすぎる

阿部 彩(以下、阿部):貧困問題を伝えるコンテンツの中で、圧倒的に議論が足りないのは具体的な政策についてだと思うんですよ。

最初は「貧困があります、こんなに大変な人がいます、これっておかしいんじゃないですか?」でいいと思うんですね。で、今は「私にできることをやりましょう」と子ども食堂などがはやっている。「身近にできることは何でしょう?」みたいな話ですよね。私もよくマスコミの取材や講演などで質問されますが、質問でいちばん多いのが「私たちに何ができますか?」ですね。

具体的に一人ひとりが寄付をしたり、子ども食堂を始めたりするのも、もちろん重要なんですが、でも、もうちょっと大きな日本としての貧困対策をどうするかっていうことも考えてほしいんです。

たとえば、多くの先進諸国では、家計の中……(中略)…… l">記事の全文を見る⇒(東洋経済オンライン)



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