田辺聖子「直木賞の常識を壊した」偉大なる才能 彼女が乗り越えた文壇に根付く「性別の壁」 | 読書 | 東洋経済オンライン

彼女が乗り越えた文壇に根付く「性別の壁」

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2019/07/08 16:00

「直木賞初」の女性選考委員だった田辺聖子さんのこれまでの足跡をたどる(写真:時事通信)

2019年6月6日、作家の田辺聖子が亡くなった。1956年のデビュー以来、長きにわたって残した彼女の足跡が、いまの文芸界の一端を形作っていることは間違いない。いったい田辺聖子とはどんな存在だったのか。改めて確認しておきたい。

田辺聖子の業績

とはいえ、話を絞らないと収拾がつきそうにない。なにしろ遺した小説は膨大にあり、3部作と言われる『言い寄る』『私的生活』『苺をつぶしながら』や、『猫も杓子も』『ジョゼと虎と魚たち』……すべてはとうてい挙げ切れない。

あるいは、ユーモアと温かさに満ちたエッセイの数々。『女の長風呂』からやがて『ああカモカのおっちゃん』シリーズと呼ばれるようになる一連の作品をはじめ、広く読者に愛された。

源氏物語、小倉百人一首などの古典作品を扱った作品もあれば、近現代の文学者の生涯をたどる『千すじの黒髪 わが愛の与謝野晶子』『花衣ぬぐやまつわる…―わが愛の杉田久女』といった伝記文学もまたよく知られている。これらを含む幅広い領域のなかで、ここでは1つの仕事に注目したいと思う。文学賞の……(中略)…… l">記事の全文を見る⇒(東洋経済オンライン)



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